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短期 海外研修活動報告

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短期留学

短期
英語指導力向上のためのCLC研修
アメリカ
Information
氏 名
柚山由紀野
学 部
教育学研究科
学 年
M2
留学国名
アメリカ合衆国
留学期間
10日
実施年
2025年9月~2025年9月
留学費用
万円
Comment
 今回のCLC研修では、TESOLクラスの受講、現地学生との交流、現地への学校訪問•ワークショップ、シカゴ観光など、様々な経験をさせていただきました。私は今回の研修が初渡米でしたので、はじめきたときは文化の違いに驚くばかりでしたが、研修が進むにつれて、アメリカでの生活文化がどのようなものかを少しずつ理解することができるようになってきました。この研修を通して学んだこと、達成できたことは大きく三点あります。一点目は、英語授業を開発•実践するにあたっての視点と方法です。TESOLクラスの受講を通して、適切な発音を身につけることの大切さや、それらを楽しく身になるようにするための学習活動のあり方を学ぶことができました。また、講師の先生からどのように実際の授業に活かすことができるのか、そうするための具体的方法も教えていただいきました。これらのことをふまえて、今後はこうした視点や方法を基に、よりよい小学校英語授業のあり方について考えていきたいと思います。二点目は、現地の学生とより良い関係を築くことができた点です。個人の研修にあたっての目標として、現地の学生との交流を積極的に行うことを掲げていました。はじめは、自分の英語や文化の違いに不安が残り、学生たちとつながることができないのではないかと考えていました。しかし、現地の学生は私がうまく話せない時も大丈夫だよ、と声をかけてくれたり、話しやすい雰囲気づくりをしてくれたり、私たちを温かく受け入れてくれました。そのおかげで、私も話しかけてスモールトークを実践できたりしました。こうした姿勢を持つことが、共生への大切なステップだと強く感じました。こうした状況を生み出すための条件の考察や、引き続き現地の学生と関係づくりを帰国後も行っていきたいと思います。三点目は、アメリカの言語、街並みをはじめとする文化を現地で学ぶことができた点です。日々の研修やシカゴ観光などを通して、様々な日本との違いを体感することができました。例えば、ボートツアーでシカゴの建築物を見たのですが、建築の年代や建造物の雰囲気が異なる建物が並んでいるにも関わらず統一感ある街並みになっていることが挙げられます。日本では、特に伝統が重んじられている箇所では、建物の統一感や伝統の感じられる様相が見られることが重視されているように思います。そうしたことを実際にツアー体験を通して実感できてよかったです。課題としては、自分の英語力です。この研修を通して、自身の発音やリスニングに大きな課題を感じました。帰国後もこうした課題に向き合い、自身の英語力を高めていきたいと思います。10日間という長いようで短い研修が終わりました。この研修を支えてくださったすべての人に感謝して、ここでの学びを今後の教育活動に活かしていきたいと思います。

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