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短期 海外研修活動報告

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短期留学

短期
個人派遣型イギリス英語圏英語研修プログラム
オセアニア
Information
氏 名
大利幸生
学 部
法文学部
学 年
3
留学国名
オーストラリア
留学期間
3週間
実施年
2024年8月~2024年8月
留学費用
万円
Comment
G'day, mate!

私、法文学部 3回生 大利幸生は2024年08月12~30日の3週間:19日間、オーストラリア連邦 メルボルンのDiscover Englishという語学学校で
世界の方々と私の現在の語学力の実力指標、国際交流、自身の課題点の発見を目的とし、短期留学をさせていただきました。
愛媛大学入学時前には気づかなかった、私自身の視野が目先のことだけを、その場で咄嗟に考えて対応していたことに気づかずに入学しましたが
愛媛大学で専門の国際関係論を学んでいる際に、本当に日本だけの視野、教えていただいていることだけでいいの?と疑問を抱き、
父親に確か。。。入試前より海外留学、大学院を行くなら行って来い! と言われたことを思い出し、
父親が何故海外留学に行って来い! と入試前に私に行ったのか? 父親の意図と自身今後の成長が「太い糸」で繋がり、
何度も考える日々が増え、じゃ。。。世界をこの目で実際に見て、知って、数年先の方向性が見えるならみたい! という意思が強くなり
留学を経験することで私自身を客観視し、更に進むべき道しるべ、足りないことを経験し、私自身を成長出来るのでは?
他国はどうなのか?と、世界中から集まった学生から、多様な視野を学ぶことで私自身を更に成長させると決断し
今回は短期ではありますが海外留学をさせていただきました。
今回私が留学した、メルボルンへの短期留学は大学主催のプログラムではなく、理由、目的を持ち、現地では全て自分で考え、
留学期間中は自分なりの課題を日々帰宅した後に振り返り、翌日以降の立てて留学生活を過ごすことができ、
多岐に渡る課題、問題に沢山気づき、気づかされ、今後、課題を1つずつ丁寧に成し遂げることで
08月11日以前とは異なる自分自身になれること、私の意志に大きく変化をもたらせてくれること、
数年後、社会人となる際、今の私で足りないこと、更に学びべきことを知ることができました。
今回の留学ではメルボルンの本当の現状を実際に見て、メディア報道制限にて現実が伝わっていないことを毎日見ており、
他国も同様なことになって現実がメディアに出ず、今日一日、今日の朝食を食べれない!現実があるのでは?と疑問が生じ、

もっと学び、今、現在、困って生活出来ない方をどう対応、支援、援助、対策出来るかを学びたい! と気づかされ、学んだ留学であり、
数日間の個人で確認及び父親にお聞きすると、日本にも同様なことが起きていることを知り、
この先、社会人となる際の「道しるべ」となることと、日本人だけでなく他国の方と気軽に会話出来る言語スキルを更に取得し
今、困っている方は即対応することは当然対応し、今後、どのように多岐に渡り、自ら寄り添い、お聞きし、対応、恒久対応を行え、
「頼られる人材」になりたい! と私自身に強く思わせていただきました。

本留学で大きく3つの課題に気づきました。

①一つめは、英語力の必要性(多様性を更に知るべきこと)です。
私は英語を話せるようになるために英語の勉強をするのではなく、
英語を介し世界の人と接し、視野を広げ、グローバル社会で活躍するための英語を最優先とし更に向上させます。
今回、3週間という短い期間で英語を現地の方々と流暢に話せるようになるわけではありません。
数日間は現地のホストファミリー、お店の方、他の留学生と思うようにコミュニケーションが取れず、悔しい思いをしました。
top up(補充する)を"shut up(黙ってて)"と聞き間違えた時は私も困惑しましたし、ホストファミリーも困惑させてしまいました(笑)。
ボディランゲージや翻訳等を使い、意思疎通しましたが、それはあくまで、その場しのぎの対応であり
メルボルンの現状について、真剣な議題について討論をしようとしても、伝えたいことが伝えられず、
聞きたいことが聞けず、じれったい思いを何度も経験しました。
現地の方々が何を考え、日本はその中で何をすべきか考える。
それを適切に解釈、表明し、コミュニケーションの土俵に立つために、今回の悔しい思いを原動力にこれまで以上に英語の勉強を邁進します。
繰り返しになりますが、私は世界の人と接し、視野を広げるために外(他)国語を更に勉強し習得に努力いたします。
外国語を話す必要性、楽しさを身をもって体験したので、ドイツ語やロシア語など、ほかの外国語の習得にも挑戦したいと考えおります。

②二つめは、自分の弱点と長所の発見です。
まず弱点に関して、私は、主体的に他人を巻き込み成果を上げること、リスク管理が不十分であることを実感しました。
留学に際しては危機管理は当然であり、トラブル対応方法を含めて念入りな準備が必要です。
留学するには航空券を確保し、キャリーケース、ネット環境をどう整えるか?など事前に必要で、その準備、手配が必要です。
これを全てを単身赴任を何度も経験している父親に相談し、任せてしまい、
何も分からないまま、全て受け身になっていましたが、出発前の実家に帰省すると準備がほぼ整っていました。
これでは何故父親がこの商品を選択したのか?が理解できず、
トラブル発生時には自分の力だけで挑戦する時に身動き出来ずオロオロしまい、相手が居れば、信頼、信用も失ってしまいます。
信頼、信用は、失うのは一瞬の出来ことで失いますが、信頼、信用を得るには相手、現状を知り、
長い日数、経験を経て持ち合わせ築き得るものです。

さらに、私のクラスの雰囲気は当初はかなり低調でしたので、私が積極的に発言し、
クラスの雰囲気を盛り上げようと努力していましたが、
私1人で、その場で冗談を言ったところで周りと信頼、信用の関係が築けていなければ、
独りよがりになり、かえってクラスの雰囲気を盛り下げてしまいそうになりました。
私が行った対応方法は、まずは周りと他愛のない話でもいいので会話を繰り返し、
タイから来られた方と、関係性を築くことができ、少しずつクラスの前でお互いにイジリ合えるようになったことで、クラスの雰囲気を改善できたと自負しています。
自分一人だけでなく、他人任せでもなく、周囲を巻き込み、切磋琢磨し、成果を上げることの大切さを実感しました。

また、予定通りの計画が進まないことも考慮し、あらゆるリスク管理をする能力も必要です。
帰国時に台風が直撃し、あわやメルボルンで待ちぼうけになる可能性がありました。
この可能性を考慮せず、帰国直後に重要な予定を入れてしまっていたので非常に焦りました。
常に先々のことを考え、「何とかなるか」ではなく、スケジュール通り進まなくなった時のリスク対応策、代替案を考える視野の広さ、
迅速で正確なスピードを身につけるきっかけにもなりました。

弱点のみならず、自身の長所も発見しました。
それは外国の人であろうと自ら会話をし、場を和ませられたことです。
感謝の気持ちを常に大切に、誠実に受け答えをし、時には冗談を交えつつ日本人らしさを忘れずに交えて発言をし、
途中から” sweet boy “とクラスでイジられるようになりました(笑)。
自分は場を支配し、雰囲気を作る能力があるのだ、と自信になりました。

③最後に、真実の世界(メディア報道がされていないこと)への気づきです。
最も衝撃的であったのは、ホームレスの多さです。
オーストラリアは自由の国で、最低賃金も高く、全ての人が裕福な国だと皆さん! 思っていませんか?
このようなポジティブな面の裏にあるネガティブな現実は実際に訪れてみないと見ることができません。
メルボルンでは市街地のマクドナルドやコンビニ、人通りの多い施設の前で毎日、何十人ものホームレスの方々が居られることです。
悲痛な顔をし、地べたに這いつくばり、お金を入れる容器をジャラジャラと鳴らして物乞いをしているのです!
今、皆さんどう感じましたか?
これを無視して通り過ぎて良いのか。。。とは言えお金や食事を恵んでは、ホームレスの増加を助長することになるのではないか、と様々なことを考えました。
何とか助けたいと思い衝動的にボランティアに申し込みましたが、知識も英語力も資格もなく参加はできませんでした。
ここから私は、困っている人を、世界を助けたいならば、十分な知識と英語力、英語応用能力を備え付ける必要性があるのではないかと考えました。
実際にタイ出身の友人も、所得が高く外国人でも働ける国で、なぜホームレスがいるのか分からないと言っていました。
善意だとしても無知、不十分な支援はかえって逆効果かもしれない。そう考えてまずは貧困について学習をし、
世界の人の気持ちが理解できる英語を学び続け、やがてボランティアとして実践していくことを決意しました。

また、日本と世界の違いについても発見しました。
コロンビア出身の友人は分からないことがあれば積極的に発言し、大勢の前でも冗談を披露し、常に場を和ませていました。
自分の母国の魅力についてプレゼンテーションをする時間がありましたが、
留学期間中に友人となったコロンビア人の重要なWORDに対して抑揚の付け方、冗談の挟み方など、聞き手の興味を惹きつけるのが上手い人が多かったです。
それに対し、他のところから来られた日本人は人の前で積極的に発言ができず、私以外は日本人同士で集まって日本語を喋っている方ばかりでした。
私はそのような状況下で、日本人と会話するときも英語のみで会話したことは自信になりました。
日本の学生は、プレゼンテーションも抑揚がなく、やや退屈な印象を受けました。日本人が”shy”と言われる理由を感じました。
しかしながら日本人は遅刻はせず、勤勉であるとの長所も再認識しました。
語学学校の先生もこれを高く評価しており、日本人の信頼性の高さを実感しました。
これを踏まえて私にできることは、日本人の、内気という弱点と勤勉という長所に気づいているからこそ、
弱点をフォローし、場を和ませ、または長所を生かし、日本人の勤勉さを示すことで日本と世界の橋渡しができるのではないかと思います。

以上、留学を通して、英語力のみならず、自分自身や新しい世界の発見、気づき、多様な学びを得ることができます。
自分の常識、日本の常識を客観視し、外の世界にアンテナを張ることで、視野は一気に広がります。
目の前だけを見ている視野を愛媛から世界に広げたいと思う皆さんに是非この経験をしてほしい、私に続いてほしいと思います。
そして私と熱い議論をまずは英語で交わしてみませんか!

私自身も、この経験は今後の人生を好転させられるものと期待し、これからの活動に生かしていきたいと思います。


私の「海外短期留学」に対して帰国まで支援頂きました方々、
本当にありがとうございました。

今後ともご指導をよろしくお願いいたします。

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